サービスを利用するには
介護保険のサービスを利用したい場合は、要介護認定を受ける必要があります。
要介護認定で、要介護1~5、要支援1・2に認定されるとそれぞれの要介護度に応じた介護サービスを利用できます。
サービス利用までの流れ
申請は、ご本人・ご家族のほか、居宅介護支援事業者、地域包括支援センターなどに代行してもらうこともできます。
心身の状態を調べるために、認定調査員が自宅や入院先等に出向き、聞き取り調査を行います。 ご本人の主治医に心身の状況について意見書を作成してもらいます。 認定調査の結果や主治医の意見書をもとに、コンピュータによる一次判定を行います。 一次判定の結果や認定調査の特記事項をもとに介護認定審査会で審査・判定を行います。
非該当(自立) → 介護保険の対象外です。 要支援1・2 → 介護予防サービスを利用できます。 要介護1~5 → 介護サービスを利用できます。
介護予防サービスを利用する場合は地域包括支援センターに依頼します。
介護サービスを利用する場合は居宅介護支援事業者に依頼します。
施設に入所したい場合は直接施設に申し込みます。
ケアプランに基づき、訪問介護等のサービスを提供する事業者と契約し、利用を開始します。
支給限度額と限度額の場合の利用者負担額
居宅サービスでは、要介護度に応じて1ヶ月の支給限度額が定められています。
利用者はかかった費用の1割を負担します。
上限を超えて利用した場合は、超えた分の費用はすべて利用者が負担します。
また、通所介護、ショートステイ等、1割負担の他に、食費、おむつ代等の費用が発生するサービスもあります。
区分 支給限度額 利用者負担額 要支援1 49,700円 4,970円 要支援2 104,000円 10,400円 要介護1 165,800円 16,580円 要介護2 194,800円 19,480円 要介護3 267,500円 26,750円 要介護4 306,000円 30,600円 要介護5 358,300円 35,830円